播出时间:1994-04-03在日本等电台,敬请关注!
简介:室町時代中期、当時の将軍・足利義政の夫人であり、悪女の異名を持つ日野富子の生涯を描き、応仁の乱およびその前後の激動の状況を浮き彫りにする本作が、1993年から翌年にかけて製作されました。この時期には、中世の東北地方を舞台にした前作『炎立つ』や琉球王国を舞台にした前々作『琉球の風』など、これまで未踏の時代や地域をテーマにした作品が連続して制作されました。そして、本作は平安京の遷都1200年を記念し、映像作品としてはほぼ無い狭義の室町時代を焦点に据えた大河ドラマとなりました。
1991年の『太平記』の後半が室町幕府の創設期を描いていますが、南北朝時代や戦国時代との重複期間を除いた純然たる室町時代を正面から取り扱った作品は、本作が初めてです。また、織豊政権時代以前の時代を連続して2作品にわたって放送したのは、2011年現在、本作が唯一です(ただし、『炎立つ』は異なる時代を描いています)。
しかし、狭義の室町時代は一般に馴染みが薄く、関心を持つ人も少ない時代です。さらに、ドラマ本編が非常に複雑で暗いストーリーであるためか、平均視聴率は14.1%、最高視聴率も18.3%(いずれも関東地区、2008年3月時点)と、歴代の大河ドラマの中で最も低い数値を記録しました。ただし、放送日程が非常に変則的で、4月から放送された大河ドラマは本作と第1回作品『花の生涯』のみであり、他には『炎立つ』が7月に放送開始しました。本作品を含め、9ヶ月で完結した作品は3作品のみであり、他の作品と比較するのは難しい面があります。
その後、松、新之助、萬斎などの人気が高まり、2000年8月から11月にかけて「大河ドラマアンコール」としてNHK総合テレビで平日の15時台に全編が再放送されました(大相撲秋場所中継や国会中継のために一時中断がありました)。ソフトとしても、総集編のVHSや完全版のDVDが発売されています。